2020.02.27 Category:道具について
寒く厳しい冬の寒さも和らぎ、日差しに暖かさを感じる頃。
春の様々な緑の野菜が、店先を彩ります。
芽吹きの食材はほろ苦く、
柔らかさを楽しむ春野菜は優しい甘さ。
春の訪れを感じる食材の旬は、本当に一瞬。
そんな春の食材を使った、ハレの日の食卓と日常の献立をご紹介します。
3月3日は、桃の節句。
子供の健やかな成長を祝う日ですが、今でも少し心躍る季節です。そんな日の食卓はみんなで囲む、ちらし寿司などいかがでしょう?
甘辛く煮た椎茸や、細かく刻んだ海苔の、いつものちらし寿司も美味しいけれど、今回は春の瑞々しい一瞬を献立に。
ハレの日の食卓~雛祭り~
春のちらし寿司とお吸物
春のちらし寿司は、海鮮ちらし寿司に。
大きな飯台に、炊きたてのご飯を手早く移し、すし酢と混ぜて艶をだします。飯台が、美味しく導いてくれます。これが無いと、始まらない!と思える道具です。
旬の春野菜は、その緑色を最大限まで鮮やかに。青み野菜や海鮮と相性の良いスプラウトを、花冠のように盛り付けて。
吸物は、海老しんじょうと菜花の組み合わせ。しんじょうは、すり鉢で海老の食感を残しながら作ると美味しい。
春の食卓
【おすすめの道具】
「松延工芸の飯台」
適度に水分調整をしてくれる飯台は、すし飯作りはもちろん、夏はそうめん、冬は釜揚げうどんなど、料理を盛り付けるだけで食卓が映える、機能美に富んだ日本の道具です。
お重に詰める“春”
桜のおこわ・手まり寿司
持ち寄りにも、春の行楽にも、日常の食卓にも。春を楽しむ、二品をご紹介します。
このお重は、何を詰めても引きたててくれるから本当に、不思議。それはきっと、木肌から伝わる温もりと、内塗の華やかさが上手く融合しているから。
桜のおこわは、もち米とうるち米を1対1の割合に。昆布のお出汁と、桜の塩漬けの塩分で蒸し上げます。
桜がふわりと優しく香る、春のおこわです。
手まり寿司は、その日の気分で数種つくります。春は色合いを意識して。
春の食卓
【おすすめの道具】
「松屋漆器店の白木お重」
白木の木目が美しく、温もりを感じます。
日常使いにも、ハレの日の料理にも。暮らしに馴染む道具です。
春の美味しさは、本当に一瞬。
子供の成長も、一瞬一瞬の積み重なり。
暖かくなるこれから、一緒に料理やお出かけを楽しむのも素敵ですね。
おすすめのアイテムや、道具達が春の店頭を彩ります。
(⇒3月テーマ「春を詰めて 楽しいお弁当の時間」はこちらから)
ぜひ、お楽しみにお越しください。
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