2021.10.15 Category:道具について
蒸籠(せいろ)は“蒸す”だけの調理道具です。
だからこそ使い方は実にシンプル。
〈山一〉段付き鍋が新入荷。18cmと21cmの蒸籠にぴったりの2サイズ。打ち出しのアルマイト製で軽く扱いやすいため、普段使いのお鍋としても活躍しそう。※蓋はありません。
沸騰したお鍋の上に材料を入れた蒸籠を乗せるだけ。
あとはしばらくほったらかしてOK。
野菜を蒸せばぎゅっと旨味が増します。
下味をつけたお肉やお魚は立派なメイン料理になります。
簡単に扱えるので、忙しい方や素材の味を活かしたシンプルで美味しい料理を楽しみたい方には、ぜひ使っていただきたい道具のひとつです。
kuriyaが取り扱う〈照宝〉の蒸籠は
15、18、21、24、27cm(杉)、27、30cm(檜)となっております。
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小さなサイズは「朝ごはん」にぴったり
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卵の蒸し加減はお好みで。ちなみに12分で固ゆでに、9分で黄身が柔らか半熟でした。
小さなサイズの蒸籠は何段か持っていると、多様に使えます。
例えば、朝ごはん。今回は18cmを3段使い、二人分を用意しました。
一番下の段は、温泉地で食べる“地獄蒸し”をイメージした蒸し玉子。
濡らしたキッチンペーパーに多めの塩を振り、卵を包んで入れるだけ。殻を剥いてもほんのり塩味が楽しめます。
時間差で中段には、ブロッコリーとソーセージを用意。
ソーセージは皮はパリッと、中身はジューシーな味わいに。
ブロッコリーは水っぽくならず、そのままの甘みが感じられます。
一番上の段は、少し硬くなってしまったハード系のパン。数分で焼きたてのようなもっちり食感に仕上がります。
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大きなサイズは「夕食」にぴったり
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27cmが2段あれば夕食のメインが2品があっという間に作れます。
例えば、1段目では旬のサバとキノコを蒸します。
少し時間を置いて、2段目で青菜のオイル蒸し。こうすることで同時に2品出来上がり。蒸している間はほったらかしておくだけなので、その間に別の副菜作りもできます。
3、4人家族なら、24cm以上がオススメです。
大きめのサイズを選ぶと、大皿がそのまま入れられるので、よそう手間も省け、さらに楽チンです。
蒸したてが美味しい肉まんも、人数分が一気に蒸せます。
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初めての方にちょうどいいサイズは?
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21cm、24cmは初めてお使いになる方には扱いやすいサイズです。
1人のお昼ごはんのときに、わざわざ作らずとも冷蔵庫にあるものを蒸してしまいましょう。今回は21cmを使います。
作り置いていた牛肉のしぐれ煮をのせた冷凍ご飯と、野菜室に残っていた青梗菜にごま油と塩をパラパラとかけキッチンペーパーで包みます。
隙間には、蕎麦猪口を入れて卵のココットを作りましょう。
こちらは一段で。蒸すこと10分! 手間いらずで、お一人様ランチの完成です。
蒸籠を持ったらぜひ試して欲しいのが、実は冷凍ご飯の解凍。
冷凍ご飯はとても便利ですが、レンチンするとどうしても硬くなってしまいがち。
蒸籠で蒸し直すと、炊き立てと遜色のない仕上がりになります。
これはちょっと感動ものです。
ちなみに冷凍ご飯の解凍は、2人分で12分くらいでよさそうです。
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使い方やお手入れ方法は?
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蒸籠の中にはそのまま食材を置いてもいいのですが、クッキングシートを使うと汚れが気になりません。
スープやココットなど汁気の多いものを蒸すときには、蕎麦猪口が活躍!
もし汚れてもさっと水洗いして、あとは硬く絞った布巾でよく拭いて風通しのいい場所で乾かせば大丈夫。この時に注意すべきことは、蓋・身の底以外は洗わないようにしてください。
自然素材なので洗剤は使わないようにしましょう。しまいこまなければカビの心配もありません。
蒸し料理はゆでるよりも食材のうまみや栄養が逃げにくく、素材そのものの美味しさをまるごと味わえます。
今の時期は、きのこ、さつまいも、かぼちゃ、れんこんがおすすめ。
もちろん冷凍の焼売も肉まんも、硬くならず、ふっくら、しっとり。
レンジでチンするのとは格段に違う美味しさです♪
食卓にそのまま出して、蓋を開けるときにたちのぼる湯気のある風景は、なんともいえない幸せな気持ちになります。
もっと気軽に蒸籠のある暮らし、初めてみませんか。
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