2018.10.15 Category:道具について
毎日使用はしないけれど、季節が巡り来ると使いたくなる料理道具をご紹介します。
季節は秋。
イチョウが色づき始めたらあの、ほろ苦い味わいが恋しくなります。
翡翠色のきれいな銀杏に、ぱらりと塩をかけて。
味覚で秋を感じる事ができる季節の味です。
胡麻の旬は実は秋。
炒り胡麻にすると栄養価も高く、香りが立ち一層美味しくなります。
炒った胡麻は、すり胡麻にした方が消化吸収も良くなるのですが、
お祝いのお赤飯には「する」「切る」は縁起が悪いので、丸のまま使われるのだそう。
箱状なので、爆ぜても台所に飛び散りません。
そして、長年愛用しても安心の丁寧な作りの端々に、職人の技がひかります。
大きい銀杏炒り器はコーヒー豆や大豆にも。
日常の道具の様に毎日使うわけではありませんが、季節を感じる料理の小道具。
この時期の茶碗蒸しには、銀杏をそっと忍ばせて。
素揚げで楽しんでも、また良し。
秋の味覚を存分に楽しまれてみてはいかがですか?
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