kuriya手帖

2017.07.06 Category:料理教室・ワークショップ

2017年　8月の料理教室のご案内

2017年　　平成29年

～～～～　八月　　葉月（はづき）　 ～～～～

立秋　　　　　　　処暑　　　　

真っ青な夏の空にもくもくと湧き上がる真っ白な入道雲。　夏といえば誰もが思い浮かべるものですが
　八月の夕暮れには、早くもカナカナ・・・・とひぐらしの声が聞こえてきます。
短く儚い夏の夢のような虫の声。徐々に秋の気配を感じるようになります。

　　　　　今月の楽しみ　

・・・・　　八月の遊び　　　・・・・

　　　　線香花火

江戸時代に、香炉に線香のように立てて遊んだことから、この名前が付いたと言われています。

　夏の遊びといえばやはり花火。夜空に満開に広がる打ち上げ花火も素晴らしいけれど、しみじみと
お家で楽しめる線香花火は日本人にぴったりのもの。

線香花火には、「すぼて」と「長手」があり、前者は手で持つ部分が藁、先頭の火薬の部分は黒色。
後者は、全体が紙でできており、こよりの様。　長崎ではすぼてが馴染みがありますね。

　●　線香花火の四変化線香花現象）

1.　牡丹　　　　点火して最初の現象。真ん中の大きな丸い球が牡丹の様。
2.　松葉　　　一番激しく、美しいとき。広く飛び散る様はまるで松葉の様。
3.　柳　　　　　火花がしな垂れるように下に伸び、風に舞うかのように描いた孤を描く。
4.　ちり菊　　　菊の花びらのように咲いては散りを繰り返し、線香花火の終焉。いつまでも余韻を楽しむ。

　　1本の小さな花火に、こんな流れとドラマがあると改めて驚きます。小さく儚ない花火に
奥深い趣と、もののあわれを感じます。

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　八月に入るとこの月は、あっと言う間に過ぎていきそうです。
子どもたちにも色んな経験や思い出作りに大忙し。kuriyaでも、親子参加型の教室を準備しました。
　内容も充実しているので、自由研究に大いに役立ててください。
　

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