2026.01.09 Category: 届きました
寛政六年(1794年)創業。
美濃焼の産地・岐阜県多治見市にて、高田焼にこだわり代々すり鉢を作り続ける山只華陶苑より「すり鉢」が届きました。


すり鉢 JUJU mortie 鉄黒(写真左から)4寸、6寸
こちらのJUJU mortier(ジュジュ モルティエ)シリーズは、モダンアートの造形作家としても活躍する7代目・加藤智也氏によって作陶されています。
なんといっても特徴的なのは、波のようにも、花のようにも見える美しい櫛目。

直線と曲線が混じり合う5つの櫛目による「波紋櫛目(はもんくしめ)」は、完成までに約9年の歳月をかけて生み出されたものです。

すり鉢 JUJU mortie ワラ灰 (写真左から)4寸、6寸
全体のフォルム的にもゆったりとした存在感があり、美しい佇まい。
ひとつひとつ表情が異なる質感は、手に取るたびに嬉しくなります。
すり鉢に使われているのは、地元・高田で採れる灰色がかった青色の土「青土(あおと)」。
青土は、すり鉢づくりに非常に適した土で、耐久性が高く、焼き上がると吸水性がほとんどなくなります。
また、土の特性によるザラっとした質感がほどよい摩擦力を生み、素材をしっかりと捉えてくれます。

実際に擦ってみると、この波紋櫛目とすり粉木がしっかりと櫛目にあたり、食材が上にきめ細やかな擦り上がりに。
なによりこの波紋櫛目の工夫により食材が上に逃げることがありません。周りに胡麻が飛び散ることなく、最後まで気持ちよく擦ることができます。
さらに、右回し・左回しのどちらでも使えるため、利き手を選ばず使えるのも嬉しいポイントです。
[すり鉢6寸]
たっぷり擦りたいとろろがふっくらと仕上がります。
そそぎ口付きでご飯にかける際も便利。主菜の盛り付け皿として使うのもおすすめです。

なるべく短時間で擦りたい山芋も力を入れ過ぎず素早く擦ることができます。左右どちらの方向に回してもしっかりとくし目に当たりなめらかな仕上がりに。口付きなのでごはんに直接かけるのも楽。
[すり鉢4寸]
こちらは食卓で使い切るぐらいの量にぴったり。擦りたての胡麻を気軽に楽しめます。また副菜をよそう小ぶりな器としても使い勝手のよいサイズです。

梅干しをすり潰し、塩揉みしてスライスした大根と和えれば、箸休めの一品の完成。そのまま食卓へ出せる質感が嬉しい。
納豆派におすすめの納豆鉢も届きました。

納豆鉢 (左から)鉄黒、ワラ灰
片手でしっかりと持てる安定感と、混ぜやすい深さ。
器の内側には櫛目があることで納豆に空気を含ませることができ、ふんわりとマイルドな味わいに仕上がります。

大きく混ぜても飛び出さない安心感。

少し大きめの注ぎ口は、ご飯茶碗にも流し込みやすい。深さがあるためドレッシングや片口としても活躍します。
市販の納豆が2パック入るサイズ感なので、薬味や具材を加えたアレンジもいろいろと楽しめそう。
パックの中でかき混ぜるより、味も見た目も断然美味しく、そして手を加えたことで食卓の満足度も高まりそう。
約9年の歳月をかけて開発された独自のすり目が特徴的なすり鉢。
右利き・左利き問わず使いやすく、食材が上に逃げにくいなど実用的でありながら、美しいデザイン性も兼ね備えています。
ぜひお手に取ってごらんください。
【山只華陶苑】
寛政6年(1794年)創業。岐阜県多治見市高田町は、美濃焼の中でも特に「高田焼」と別称されるほど歴史ある焼き物の産地。”青土(あおと)”という、地元の鉱山で採掘される粘り気のある土と、同じく地元の素材から作る釉薬を使うのが代々伝わる昔ながらの製法。
モダンアートの造形作家としても活躍する、7代目の加藤智也氏が「波紋櫛目」のすり鉢を生み出した。
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