2025.05.08 Category: 届きました
削りたての鰹節、味わったことはありますか?
パック入りの鰹節も手軽で便利。けれど、削りたてならではの香りと風味を体験すると「削りたてってこんなに香り豊かなの?」とあらためて鰹節の良さを再発見します。

そして、昔使ったことがある方には懐かしく、一度も使ったことがない方にはとても新鮮な道具、それが鰹節けずり器です。
今回紹介するのは「台屋」の鰹節削り器。
新潟・燕三条でもともと鉋の木部「鉋台(かんなだい)」を専門に作ってきた山谷製作所が、大工道具とは別のモノづくりを手掛けるブランド「台屋」として、その技術を活かして開発したのがこの削り器です。

刃には、大工道具にも使われる国産の青紙鋼やSK鋼を採用。
台座の白樫は数年自然乾燥させたものを、ノミで一本一本丁寧に削り出すという、まさに職人技によって作られています。
実際に鰹節を削ってみると…刃が節にスッと入り、心地よい手応えがあります。
「シャッ、シャッ」と心地よい音を響かせながら、ふわっと削れていきます。

ほんのちょっと…のつもりが、ついつい夢中に。
そして削れた鰹節をつまんでみると、空気を含んだ羽のような薄さ、やわらかな食感、鼻に抜ける香りと旨みがしっかりと感じられます。
削りたての鰹節は、出汁として使うだけでなく、そのまま食べても絶品です。
炊きたてのごはんに、もしくは冷奴にたっぷりのせて、醤油をひとたらし。
茹でたうどんにお好みの出汁と一緒にたっぷりトッピング。

どれも手軽にできて、一口で香りの違いに驚くはず。いつもの料理が、ぐっと味わい深くなります。
鉋台(削り部分の土台)はすべて白樫(しろかし)で統一されていますが、外箱の木材は明るくナチュラルな「ブナ」と、落ち着いた深みのある「ウォールナット」の2種類から選べます。


ブナは柔らかで親しみやすく、キッチンになじみやすい印象。ウォールナットは落ち着いた色合いでインテリアにも映える上質さ。
結婚祝いや引っ越し祝い方へのギフトとしてもおすすめです。

シンプルでコンパクトなデザインは食卓で使うのにもぴったり。使いたい分だけ、さっと削る手軽さ。そして何より「削る」という体験自体が、食の楽しさをもう一段深めてくれそうです。
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