2022.11.30 Category:kuriya手帖
早いものでもう12月。
年末年始は家族や仲間と過ごす行事が多く、料理を作る機会も増えますね。
普段より過ごす時間が長くなりがちな【師走の台所】。
手を動かしながらも、この一年を振り返り、来たる新年に思いを馳せてみたり。
そんな「台所時間」を使い勝手が良い道具と過ごせたら、より豊かな時間になりそうです。
今月のkuriyaは、この時期にぜひ使っていただきたい道具が揃っています。
普段使いはもちろん行事食やおせち作りに欠かせない道具、ハレの日を彩る器やお重などをご覧いただけます。
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◆冬至
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今年の冬至は12月22日です。「なんきん」とも呼ばれるかぼちゃを食べる習わしは、この日に「ん」がつくものを食べて「運を盛る」という由来があります。
肉厚で蓄熱率が高い土鍋・みそ汁鍋で煮物をつくるとよりほくほくとした仕上がりに。
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◆年越し蕎麦
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蕎麦はほかの麺類に比べて切れやすいことから「今年一年の災厄を断ち切る」という意味合いがあるとか。長寿、繁栄、夫婦円満など縁起物の海老天をどんと添えて、みんなで語らいながら新たな一年を迎えましょう。
ハレの日もケの日も取り入れやすいちょうどよい大きさの器。漆器ながら食洗機使用可能なのも嬉しい。
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◆大福茶(おおぶくちゃ)
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元旦の朝、梅と昆布を入れて無病息災を祈っていただく京都に古くから伝わる慣わし。梅と昆布を入れるのが主流ですが、普段使いの緑茶、ほうじ茶でももちろんOK。新年にお茶をゆっくりいただくことで気持ちもすっと整います。
烏泥(うでい)の焼き締めの表情が美しい東屋の平急須。最後の一滴までしっかりといただける注ぎ口の湯切れのよさ。使うほどにしっとりとした艶が出てきます。
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◆おせち
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お正月に食べるお祝いの料理。「めでたさを重ねる」という意味で重箱に詰められます。
松屋漆器店のお重はナチュラルなタモ材を使用。内側が朱赤なので料理が華やかに見え、食卓に映えます。
銅製の玉子焼き器は熱伝導が良く熱が均一に全体にまわるため、玉子焼きがふわふわの仕上がりに。
一度にたくさんの量をつくる。粗熱をとる。下味をつける。そのまま冷蔵庫へ入れてもいい琺瑯のバッドは年末も大活躍。
ハレの日はもちろん、普段使いでも手にしてほしい道具たち。
手入れをしながら長く使うことで愛着が湧き、願わくば次世代まで使っていけるよう、しっかり手をかけて育てていくような楽しみもあります。
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