kuriya手帖

秋は収穫の季節であり、多くの食べ物が実り（旬）を迎えます。
秋刀魚、鯖、鮭などの魚介類、きのこ、芋類、栗、柿、なしなどの果物など、食欲の秋にふさわしい美味しい食材がたくさん登場してきます。

一般的に秋の食材はビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で夏の疲れを解消し、これから迎える冬に向けて体を整えてくれると言われています。エネルギーを蓄えるために甘味が強く、私たちが本能的に求める味と一致しているのは興味深いですね。

そんな旬の秋の味覚を栄養を逃さず、さらに美味しくする方法を道具と共にご紹介します。

【サツマイモ】

秋の味覚の代表格、サツマイモ。
食物繊維が豊富で、アミノ酸や有機酸などの女性に嬉しい栄養素もたっぷりです。サツマイモが甘く感じるのは、加熱途中ででんぷんが糖に変わるから。
70度くらいの温度で糖に変わるので、高温になりすぎず水分も奪わない蒸し料理は、サツマイモの美味しさを最大限に引き出してくれる調理法のひとつです。

照宝のせいろは長年プロの愛用者も多く、使い勝手の良さで知られています。食材の水分を補いながら、旨味を逃さず調理できるので、本来の食味を味わえる蒸し料理に最適の道具です。

【きのこ】
たくさんの種類があるきのこ。それぞれに栄養は異なりますが、食物繊維やビタミン、カリウムやリンなどが含まれています。食感も形もさまざまで、色々な料理に登場する名脇役です。その一方で香りや旨味も強いため、そのまま素焼きや土瓶蒸しにしても楽しめます。

スーパーや市場にもこの秋、多くの種類のきのこが並びます。
せっかくなら、このきのこ達を一度にたくさん味わえるポタージュはいかがでしょうか。

staubで作るきのこのポタージュは、きのこや野菜から出る水分を鍋の中で循環させ、余計な水分がいりません。その分旨味がギュッと凝縮されたスープは香り高く、濃厚な味わいに！お鍋の中で直接回せるbamixM300ブレンダーを使えば、なめらかな舌触りのポタージュが簡単に作れるので、併せてオススメです。

【りんご】
秋から冬にかけてが一番おいしくなる季節のりんご。ビタミンやミネラル、ポリフェノール、食物繊維「ペクチン」が豊富です。
りんごは熱を加えると甘味が増し、さらにペクチンは分子が小さくなって活性されます。生で食べる際には皮をむくことも多いですが、熱を加えてとろっとすると皮まで食べられるので、栄養を余すことなく取り入れられます。

蓄熱性が高く、じっくりしっかり熱を伝えることができるstaubは、オーブンでの調理にも優れています。必要以上に水分を奪わず、食材本来の味を引き出すことができます。サイズ展開も豊富ですので、小さいココットサイズで1個ずつ焼いたり、大きいサイズにぎっしり詰めてパーティーのデザートにしたり。オーブンから直接、食卓に出して温かいまま楽しむことができます。
簡単に作ることが出来、特別な見栄えのするデザートにもなります。

【ぎんなん】

イチョウの樹の葉が色づき、いよいよ銀杏（ぎんなん）の季節がやってきます。茶碗蒸しや串焼きの形でよく見かけますが、実は普段食べている部分は実では無く、さらに殻に包まれた胚乳種と呼ばれる部分だということはご存知でしょうか。独特のにおいがするため、お家で調理をするのに抵抗がある方もいらっしゃるとは思いますが、下ごしらえさえすれば大丈夫。
果肉から取り出した種を天日干しし、炒って薄皮をむけば美味しく、家でも楽しめます。食べすぎには注意が必要ですが、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル等がバランス良く含まれているので、是非とも取り入れたい食材です。

辻和のぎんなん炒りは、細かいメッシュの金網で囲まれており、中身を確認しながら香ばしく、安全に炒ることができます。珈琲豆や大豆、栗などぎんなん以外の食材も入る大きさなので、普段の食卓でも活躍してくれます。

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