kuriya手帖

2019.11.25 Category:kuriya手帖

冬野菜のサラダと器

このたび、美味しいオリーブオイルが入荷しました。今回は、オリーブオイルの味わいを楽しめる冬のサラダを作ります。
冬のサラダを引き立てる器もあわせて、ご紹介いたします。

 

エクストラバージン オリーブオイル/セカヒルズ(SEKA HILLS)
ネイティブアメリカンが作ったオリーブオイルで、アルベキーナ種のオリーブから作られています。その特徴は、甘い香りがフワッと広がり、ペッパーのようなピリッとした後味が余韻として残ります。この味わいを楽しむには、新鮮な味を楽しめるサラダがおすすめ。

 

今が旬の冬野菜も、優しい甘さとほろ苦い後味が特徴。今回はこのオイルを楽しめる、蕪(かぶ)と大根のサラダを作りました。
蕪と大根は、繊維と並行にスライスし、水に軽くさらします。繊維を断ち切る直角切りは、苦みを際立たせる料理に向く一方で、並行切りは優しい甘さが一口目にフワッと広がります。塩で軽くもみ、水気を軽く絞ります。後に塩を加えないため、水洗いはしません。

 

まずは、オイルの味を楽しむ一品。
「蕪と柿のサラダ」

 

優しい甘さの蕪と柿には、ペッパーとオリーブオイルでアクセントを。冬のサラダは、シンプルに楽しむのが一番。繊細な冬野菜の味が際立ちます。

 

美味しい、エクストラバージン オリーブオイル。
普段ならワインビネガーと合わせるのも良いと思うのですが、冬の柑橘は絶品。冬のサラダの酸味は、柑橘を積極的に使います。

 

「大根と林檎のサラダ」

 

まだ少し、青みがあるレモンが店先に並ぶ、今が旬のサラダです。パセリもドライではなく、ぜひフレッシュなものを。レモンの酸味が、より一層大根と林檎の甘味を引き立てます。仕上げにペッパーを少し。岩塩を最後にちらすのもおすすめ。
甘味・苦味と時間差でくる塩味が、広がる味わいを上手くまとめてくれます。

 

「蕪と柚子のサラダ」

 

こちらは柚子の香りが爽やかな、ノンオイルのサラダ。蕪の葉は下茹でし、色止めをして加えます。柚子は、皮も果汁も加えて、味は塩のみ。
おすすめは、武富さんの伊都の塩。角がない優しい味わいの塩が、冬野菜を引き立てます。

 

冬のサラダは、素材をメインに、味付けは最小限で。野菜・塩・オリーブオイル、個々の味わいが存分に楽しめます。

 

あわせた器は、繊細なサラダと対照的な、力強いもの。冬の繊細な色合いの料理とバランスが良い、温もりを感じる器です。

 

kuriyaでは、紀窯さんの器と、ふくら舎の〈沖縄クラフト〉をご覧いただけます。
冬の食卓に温もりを与える、味わいある器たち。
ぜひ、ゆっくり手にとってご覧ください。

 

 

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