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2013.10.03

kuriyaのリフォーム〜回遊できる二世帯住宅〜①

  こんにちは。 kuriyaの家 担当の小川です。

山歩きに良い季節になってきました。

この季節山道を行くと、初秋色のバッタがハタハタと飛び出します。

 

 

 

 

 

さて、今回は 7月に完成した kuriyaのマンションリフォーム〜回遊できる二世帯住宅〜 をご紹介します。

 

 

 

 

 

〈既存図〉

 

 

 

 

 

マンションの竣工当初から2住戸購入し 洋室3室+洗面・トイレ・浴室の部屋(部屋A) と

2LDKの部屋(部屋B) の 2部屋 をつないで生活されていました。

プライバシーを保ちつつ解放的で動きやすい住まいにしたいとのご希望で

独立して機能する二世帯住宅にスケルトンリフォームさせていただきました。

〈スケルトンリフォームとは〉
壁・天井・床を全て解体し、スケルトン(コンクリートの躯体のみの)状態にしてから
内装や設備をフルリフォームすることです。
間取りの変更はもちろん、部分的なリフォームではなかなかできない配管の交換や断熱の施工ができます。
※古いサッシの交換や玄関ドアの交換でも、採光や快適性がずいぶん上がりそうですが
マンションの場合、基本的にサッシやドア等の共用部分の改修工事はできませんので
管理組合の許可が必要です。

では、既存調査から竣工まで3回シリーズでご紹介します。

まずは、BEFORE。築30年以上のマンションです。

 

 

 

 

 

 

部屋A施工前。三部屋あった洋室の一室。

 

 

 

 

 

部屋B、東側より。

 

 

 

 

 

 

部屋B。北側より。

 

 

 

 

 

 

部屋B、上写真の格子戸の奥にあった和室。

全体として暗く、部屋の真ん中に大きな梁が出ています。

キッチンは部屋Bのみだったので、両方の部屋に備え付けることにし

それぞれの生活に合ったプランを提案し、様々なご要望を取り入れながら打合せを重ねていきます。

最終的に光と風が抜ける回遊性を重視したプランになりました。

同時に、マンションならではの、断熱や防音・防水の悩みの解決もしていきます。

〈リフォーム平面〉

 

 

 

 

 

 

次は、解体〜スケルトン。

 

間仕切りがなくなり、床・天井がなくなり、壁のクロスも剥いで、、、、

 

 

 

 

 

 

スケルトン状態になりました。 折角なので、今後快適に長く住むために配管も新しくしました。

躯帯の床面にあったクラックにも防水塗装を施し、防水面も安心です。

before

 

 

 

 

 

 

 

after

 

 

 

 

 

 

写真では分かりづらいですが、古くなった鉄管を、施工性も良く、腐食しない塩ビ管に交換しています。

築30年以上にもなると、配管が半分以上つまっているケースも少なくありません。

 

 

 

上は築30年以上の他のマンションをリフォームしたときの取替前の配管の写真です。

配管は見えないところで、こんな状態になっている可能性が。。。

下階等への水漏れの原因にもなるので、築20年を超えてくると点検や交換をおすすめします。

さて 工事はまだまだ続きますが、長くなりそうなので、今回はここまで。。。。

次回は10/8(火)アップ予定です。 床の遮音・断熱、壁の断熱、仕上げまでご紹介します。

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