2025.09.30 Category:kuriya手帖
長く続いた暑さで、身体も胃腸もお疲れ気味。
「食欲がない」「お腹が張ったような感じ」「なんとなくだるい」
そんな感覚がある方は少しずつ夏のダメージが身体に蓄積しているのかもしれません。
季節の変わり目の今こそ、軽めの煮込み料理や季節の野菜をふんだんに使ったメニューなど身体に優しい食事を心がけたいもの。
kuriyaの道具の特性を活かして、ラクして美味しい「じんわり いたわりごはん」を取り入れてみませんか?
ストウブ鍋を使って
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簡単参鶏湯・きのこのリゾット
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「参鶏湯(サムゲタン)」とは丸鶏の中に高麗人参やもち米などを詰めて煮込む、韓国伝統の薬膳料理。滋養豊かな食材で消化吸収をたすけ、ゆらぎやすい身体のバランスを整えてくれます。
今回はスーパーでも手に入る食材で簡単な参鶏湯を作ってみましょう。
骨付き鶏もも肉、もち米、にんにく、しょうが、クコの実などの材料を切って入れてコトコト20分煮込み、火を止めて20分おくだけで、肉はほろほろ、優しい味わいのスープごはんができあがります。
次は免疫力を高めるビタミンB群、オルニチンが豊富なきのこをたっぷりと。
米から一緒に煮込む「きのこのリゾット」なら、きのこのおいしさと栄養素を余すことなく取り入れることができます。
ストウブ鍋|高い蓄熱性と保温性により均一に熱が伝わります。また蓋と本体の密閉性が高いため蒸気を閉じ込め、角のとれたまろやかな味わいの煮込み料理に仕上がります。
みそ汁鍋を使って
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肉じゃが・大根のそぼろ餡
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蓄熱力の高い土鍋を活用して余熱調理で作る「肉じゃが」は煮くずれせず、芯までホクホク! 味がしっかりしみた煮物は野菜もたっぷり食べられ、気持ちまでほっこりします。
消化を助ける酵素が豊富で、弱った胃腸の働きをサポートしてくれる大根もおすすめ。
みそ汁鍋なら大根の食感や美味しさが損なわれることなく、だしの旨みを含んだふっくらとした上品な仕上がりに。
そしてやさしい味わいのそぼろ餡をたっぷりと。後を引くおいしさの「大根のそぼろ餡」の出来上がりです。
長谷園 みそ汁鍋|多孔質な伊賀の粗土を肉厚に成形。丸いフォルムが対流を促し、食材にムラなく熱が伝わります。さらに遠赤外線効果で食材の芯までしっかり熱を通し、塩分をまろやかにしてくれる効果があるそう。
ごはん鍋を使って
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梅干しとジャコの炊き込みご飯
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「1日1粒の梅干しで医者いらず」と言われるほど、梅干しには疲労回復に役立ち効果があると言われています。カルシウムが豊富なちりめんじゃこと一緒に炊き込めば、ほどよい塩っけと食感も楽しめて、ごはんだけでも食が進んでしまいます。
カネフサ製陶 ごはん鍋|信楽焼伝統の釉薬・天然素材(天然の陶土・釉薬原料)のみを使用。中蓋無しでしが吹きこぼれる心配がなく、遠赤外線効果と土鍋の保湿効果で火加減いらずでふっくらごはんが炊き上がります。コンパクトでシンプルなデザインは食卓に出してもすっきり。
アルミの雪平鍋を使って
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いもの煮っころがし・ピーマンとジャコ炒め
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なんとなく疲れているときこそ、簡単に作れるシンプルな和食をレパートリーにしておきたいもの。ちょっと甘めの味が染み込んだほっくり柔らかなおいもは、ご飯との相性も抜群。
煮物は鍋選びも大切です。煮汁にしっかり浸かるよう、重ならずに並べられる大きさのものを選びましょう。内径16〜20センチ程度の片手鍋があると重宝します。
こちらも鍋ひとつでさっと調理できる無限ピーマンレシピ。カリカリに炒ったじゃことごま油の香り、ピーマンのほろ苦さが食欲そそる一品に。
ピーマンにさっと火が通し、さっと取り出すことできれいなグリーンを保てます。糖質少めなので罪悪感もなし!?
中尾アルミ 打出雪平鍋|純度の高い上質なアルミ材を使用した日本製の打出雪平鍋。軽くて火の通りが早く使い勝手がよく、煮物・お吸い物・味噌汁や湯沸しなどに適しています。プロの料理人、日本を代表する高級ホテルの厨房でも使用されているそうです。
せいろを使って
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玉ねぎのフラン・さつまいもの塩麹蒸し
なすと長いもとレンコン
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せいろがあれば…もちろん蒸し料理で!
野菜やお肉、魚などを蒸してタレをつけるだけでも十分ごちそうです。
茶碗蒸しの代わりに洋風な雰囲気の玉ねぎのフランはいかが?
玉ねぎに含まれる「アリシン」は、疲労回復を促します。また、体を温め血行を促進する効果も期待できるため、冷えやだるさにも効果的です。
なによりほんのり甘いたまねぎの味わいに心まで癒されます。
秋にはやっぱり食べたいさつまいも。ビタミン、食物繊維などを豊富に含み、デトックス効果も期待できます。塩麹をまぶすことでほんのりとした塩味とともに乳酸菌が豊富なので美味しく腸活できちゃいます。
いつものお野菜に飽きたら、旨みや甘みが増した秋なす、みずみずしくシャキシャキした新れんこん、昔から「山のうなぎ」とも呼ばれるほど栄養が豊富な山芋を選んで。
生姜醤油タレやごま油塩ダレを準備したら、せいろから立ち上がる湯気も一緒に
いただきます!
山一 中華せいろ|職人の手仕事により作られた国産ヒノキ材の中華せいろ。蓋は二層の竹アジロ編み、本体は木曽ヒノキを何層にも重ねて厚みを出しているため蒸しムラなくふっくら美味しく仕上げます。美しい木目は繊維が細かく丈夫で、耐久性に優れています。
長引く暑さでお疲れ気味の身体にこそ、やさしくしみ入る「じんわり いたわりご飯」を。
食材の恵みと道具の力が、頑張りすぎる自分や大切な人の明日をきっと元気にしてくれます。
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