2025.06.05 Category:イベント
6月の企画展のご案内です。
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二人展 ~木と磁~
木工作家・石井宏治
陶芸家・中原真希 (陶磁工房一朶)
6月20日(金)~27日(金)
※25日(水)は定休日
kuriya本店
作家在店日:21日(土)
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天然無垢の木材を使って暮らしの道具を作る木工作家・石井宏治さん
天草陶石を原料とした磁器作品を制作する陶芸家・中原真希さん
日々の暮らしの中で手になじみ、長くそばに置いておきたい。
「お茶の時間」をテーマにした急須や茶托などのお茶の道具を軸に、木工と磁器の皿や器、カトラリーやお盆などをご覧いただけます。
木のもの
石 井 宏 治 / Ishii Koji
1986年 千葉県市川市出身
2011年 城南(旧品川)職業訓練校にて木工を学ぶ
2014年 個人での制作活動開始。長沼泰樹氏との「木工 ふたり組」で出展
2025年現在 千葉県市川市にて制作
石井さんの作る木の道具は「ちょうど良い」。
盛り付けるとき、スプーンですくうとき、サイズ感や口当たりなどこの小さな満足感を積み重ねる感覚がありそうでなくて「ちょうど良い」。
そして角度や厚み、太さなど、使い手のことを考えて作られているのはもちろんのこと、デザインの美しさも兼ね備えています。
木の持つあたたかみもあり、どこかアンティークのような意匠も感じられるのも魅力です。毎日のように手に取ることで、日々深まる艶や色。変化を感じながら育てるのも楽しみです。
磁のもの
中 原 真 希 / Maki Nakahara
千葉県木更津市育ち、長崎県在住
1995年 女子美術大学デザイン科卒
STUDIO80(インテリアデザイン事務所)を経て工芸の世界へ
愛知県瀬戸市、佐賀県有田町にて陶磁器の基礎を学ぶ。岳窯 照井一玄氏に師事
2020年 独立 直営ギャラリーOPEN
2025年 有田国際陶磁展 産業陶磁器部門経済産業大臣賞受賞
インテリアデザイン事務所勤務を経て、工芸の世界に飛び込んだ中原さん。その経歴からか、どんな空間にもなじむようなモダンなバランスが魅力的な作品の数々を生み出しています。
もちろん手作りのため、一点一点風合いは異なるものの、プロダクトデザインのようなスタイリッシュさも持ち合わせています。
そして特筆すべきは、テクスチャの美しさ。素材である「天草陶石」は輝くような白さが特長。そのため白い器が美しいのはもちろん、ニュアンスのある優しい色味も引き出せるのだとか。中原さんの器は全体的にやわらかな愛らしさも感じられるため、目にするたびにやさしい気持ちになります。
木工と磁器 ——
今回は二人の作家による、異なる素材のモノの組合せをお楽しみいただけます。
ぜひ手に取ってご覧ください。
6月21日(土)13時〜 石井さん、中原さんのお二人が在店されます。
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