目の前に大村湾がひろがるガレージハウス。
バイク、SUP、トレッキング、スノーボードなど、、、
海に山にまだまだ遊びざかりの大人のための家です。
さらに、太陽光発電などの機器が充実した省エネ・創エネ住宅です。
建物種別・構造 | 木造2階建て |
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目の前に大村湾がひろがるガレージハウス(木造2階建)。
海に山に、まだまだ遊びざかりの大人のための家です。
さらに、太陽光発電などの機器が充実した省エネ・創エネ住宅です。
完成見学会も終わり、天気の良い日に竣工写真も撮影できました。
まずは、外観。
白い壁はベルアートの吹付け仕上げ。屋根はガルバリウム鋼鈑です。
屋根には1・2階ともに一面に太陽光パネルが乗っています。
向かって左側は電動シャッター付きのガレージです。
シンボルツリーは海紅豆(アメリカデイゴ)。
来年は葉がもりもり茂って、赤い鳥のような花がたくさん咲いて賑わいそうです。
つづいて、玄関。
木製の玄関ドアはレッドシダーのはぎ合わせ。
撥水性・耐候性・耐紫外線性が高い植物油ベースの自然塗料で仕上げています。
下部は水はね防止で屋根と同材のガルバリウム鋼鈑をまいています。
玄関ポーチには雨よけ用に、アクリル板の庇がついています。
ポーチタイルはレンガ調のタイル。玄関まで同じタイルを敷いています。
焼き物特有の色ムラとラフな表面があたたかな印象です。
そして、中へ。玄関。
右側は下足箱。フローリングからの高さは1850mm。
右手につづく居室の天井と繋がっているので、広く明るい印象です。
また、左側にはガレージが見渡せる窓があります。
正面のろうかは個室につながっています。
玄関はガレージからの入口も兼用しています(写真右側)。
雨の日でも車をおりて濡れることなく家に入ることができます。
リビング、ダイニング、キッチン。
壁・天井の仕上げは水性エマルションペイント。
有機溶剤の代わりに水を使う塗装なので、健康や環境への影響が比較的少ない塗料です。
光もやわらかにまわり、あたたかな雰囲気の空間になります。
天井は梁を意匠的に見せることで高さ2700mmになっています。
床材はラーチ。
天然木の無垢フローリングですが、3層構造の積層フローリングになっており
幅広で形状安定性にすぐれ床暖房にも対応しています。
(リビング、ダイニング、キッチンにはガス温水式床暖房を装備)
表面は蜜蝋・亜麻仁油・カルナバベースオイルが主成分の浸透性の天然のオイルで仕上げています。
浸透性のオイルなので木の呼吸を妨げず、夏はさらっと、冬は暖かな無垢の質感が感じられます。
経年変化により、深い飴色に変化し艶も出てきます。
正面奥の棚は下足箱の裏側です。
玄関、ダイニング両面から使える棚で空間を区切っています。
リビングには、梁を利用してハンモック用のフックを取付けました。
オリジナルキッチン。
片側が壁についたペニンシュラ型のキッチンカウンター。
天板はチーク材はぎ合わせ。
チーク材は、昔から船の甲板にも使われてきた材料で
硬く丈夫で、水に強く腐りにくい性質をもっています。
植物油ベースの天然のオイルで仕上げています。
無垢の床材と同様に、経年変化がたのしみです。
扉はオークの突板を柾目(木目がほぼ平行になっている)縦方向に使っています。
カウンター下収納は、グラスなら2列、来客用の23cmのプレート等がしっかり納まります。
上部の棚は下端1400mm、奥行300mm。
普段よくつかう15〜26cmのプレートやボウル、22cmのStaubココット、
果実酒をつけた4Lの保存ビン、7寸のおひつ、白木のお重など、、、
日常使いのものたちが並ぶ予定です。
写真左側はレンジフード裏なのでダイニング側から使います。
上の方は神棚にもできます。
キッチンカウンターの高さは施主の身長にあわせて900mmと、少し高め。
奥行は1050mm。
カウンター上は広い作業スペースが確保できダイニングとの一体感もでできます。
シンクはぽってりとして清潔感のあるホーロー。
写真正面のコンロ横はタイル貼り。
目地は油や調味料などの汚れが染み込みにくいスーパークリーンキッチン目地を使っています。
ツールバーにはレードルやターナー、トングなど料理のおともを。
写真右側の作業カウンターは、高さ850mm。
電子レンジ等の家電を置いたり、プロセッサーやジューザーなどでの作業も引き受けます。
上部は跳ね上げ式の大容量の棚。季節ものの土鍋や食品ストックもゆったり納まります。
上の方はデッドスペースになりやすのでオープンにしています。
お気に入りのカゴを並べて、季節の物を整理しても良いかもしれません。
キッチンカウンターのキッチン側。(写真右側)
シンク下はオープンでゴミ箱や一升ビン等のスペース。
シンク前のバーにはふきんやクロスをかけておきます。
その横のオープンスペースは、引き出して使えます。
洗いカゴやまな板、お鍋のふたや調味料などの休憩場所。
カウンター上に出しっ放しにすることなく、その時々で無造作に置いて使えます。
木製の棚はオーク集成材。
日常使いのグラスやマグカップ、お茶やコーヒーのセットが並びます。
その下のツールバーには、おろし金や計量スプーン、鍋つかみなど
ちょこちょこ使う道具がさがります。
また
キッチンと洗面・浴室がとなりなので、家事動線も短くてすみます。
次は、洗面脱衣室。
写真右側の洗面カウンター下はオープンスペース。
洗濯カゴやゴミ箱が置けます。
カウンター下のステンレスバーはタオルやバスタオルをかけます。
左側は収納(奥)と洗濯機置き場(手前)。
扉は引戸がひとつ。来客時は収納部分が隠せるようになっています。
浴室。
在来工法・タイル貼りです。
床タイルは内側に気泡が入っていて冷たさを感じにくいサーモタイル。
壁タイルは抗菌性能を備えたマットなタイルです。
目地は表面が緻密になっていて水アカやカビの侵入を防ぐ加工がされてます。
また、ガス式の浴室乾燥暖房機がついているので
入浴後、短時間で乾燥ができるのでお掃除もラクです。
キッチン、洗面・浴室の奥は個室になっています。
横に広い16帖の大きい部屋が1つ。
可動式のクローゼットを置いて、寝室と予備室とに分けています。
手前の予備室は将来的に子供室になる予定です。
部屋を仕切る可動式のクローゼットは、天井より200mm低い高さにしています。
天井面に奥行があるので圧迫感がなく、光と風が心地よく抜けます。
あえて広い1つの部屋を設けることで
現在の暮らし、近い将来の暮らし、その後の暮らし、、、と
変動する家族構成やライフスタイルに順応できるようにしました。
また、個室を区切らずオープンな空間にすることで
自然とリビングダイニングに集まる
開け放たれた家族のだんらんスタイルが築けそうな気がします。
2階の書斎。
書斎は小屋をイメージしてこぢんまりと(6帖)。
天井は杉板(無塗装)貼り、壁は水性エマルションペイント、床は桧の無垢材です。
カウンターはパインの集成材を使っています。
目の前の海を眺めながらお酒をのんだり、お昼寝したり
天体観測をしたり、野鳥観察をしたり、、、、
使い方は、その日の気分次第です。
奥には3帖の納戸があります。
隠れ家的な“私の部屋”にしても良いかもしれません。